変わらないキミ《青の魔祓師・奥村 燐》

*ちょっとした注意書き↓
・この小説は、貴方と燐が同級生という設定です。
・◯◯は、貴方の名前をいれたつもりでお読み下さい。
・あくまで二次創作のため、原作とは全く関係ありません。少々の性格の違い、文章の乱れはお許し下さい。
・設定上、貴方と燐は友達以上、恋人未満という設定です。
・批判、及び荒らし等はおやめ下さい。
・以上を踏まえておkな方はお読み下さい。



「りーん!!ごめんね。またせた?」
扉の前で私を待ってくれている少年は私の存在に気づくとニカッと微笑んだ。
「ったく、早くしろよな。待ちくたびれたじゃねえか」
そう言いつつも嬉しそうに私を見つめる瞳はいつもと変わらない綺麗な青だった。


私はメフィストに呼ばれある事を頼まれた。
「君には奥村君の監視を頼みたい。彼と親しい君なら奥村君も警戒しないでしょう。」
先日のアマイモンの襲撃により、みんなに燐がサタンの息子だという事がばれてしまった。
私は前から知っていたのだけど、改めて彼の力を見た時は言葉が出なかった。
だけど今の彼はそんな事が無かったかなようにいつも通りだった。
「なんで私がそんな事しなくてはいけないんです?!そんな事出来ません!」
メフィストは私のいう事は分かっていたらしいが
「君に拒否権は無い。些細な事でもいい。宜しく頼みますよ」
そう言ってメフィストは部屋をあとにした。
私はそんな事やりたく無かった。
ましてや仲のいい彼を裏切るような行為。
とてもじゃないけど出来る筈が無かった。


メフィストに何言われたんだよ」
ふっと燐の言葉に我に返った。
(燐を監視するように言われたなんて口が裂けても言えない…)
「べっ、別に何でもないよ!ほっ、ほら、今度の塾の授業の事で呼ばれただけだから」
自分で言ってても限界な嘘に呆れかえる。
「ならいいんだけどよ」
少し不機嫌そうに燐はそっぽを向いた。

「燐、怪我はもういいの?」
沈黙が辛くてすぐに頭に浮かんだ言葉を出した。
「ああ、もう何ともないぞ!ほら、悪魔は回復力だけはいいからさ」
燐は笑ってこたえたけど、私は燐の心は無理しているような気がした。

燐がサタンの息子だとクラスのみんなか分かった日から燐は警戒と差別の目で見られるようになった。
燐自身は平気なふりをしているけど、本当は1番苦しんでいるのは彼自身だった。

「◯◯、お前は俺が怖くないのかよ?」
突然の燐の言葉に驚いてしまった。
だけど、すぐに言葉を紡いだ。
「私、燐と居て一度も怖いなんて思った事ないよ。だって燐は燐だもん!私は燐と居て楽しいよ。本当の事知った時は流石にびっくりしたけど、でも私は怖くない。また暴走しても絶対私が止めるから。」
今度は燐が私の言葉に驚いていた。
そして、またいつも通りの笑顔で
「そっ、そうか!◯◯って優しいんだな」
そう言って燐は何時の間にか手を握っていた。
「りっ、燐!?///」
本人は気付いていないようだった。燐は変わらず笑顔と青い目がキラキラしていた。
少し違ったのはそっぽを向いた時に見える耳が赤くなっていたのは燐は知らない。







はい!!長々と雑書きを見てくださり、ありがとうございました。
もうかなりキャラ崩壊に自分で恥ずかしい///自分の才能の無さにタヒりそうです(笑)
また暇さえあれば書きたいと思います。ご愛読ありがとうございました。